今日からタイトルを「心穏やかに暮らし育て稼ぎたいブログ」から「物価高に負けずに育児をするブログ」に変えました。文字通り節約やライフハック、育児について発信していくつもりですが、改名初日から全く関係のない怪獣の話をいきなりします。興味のある方は下記をどうぞ…(いればいいな)
父親の影響か、怪獣映画が大好きだ。幼い頃、たまに深夜のサンテレビ(兵庫県のローカル放送局)でやっていた昭和ガメラシリーズを父が撮り溜めており、それを何回も繰り返し観ていた。
なかでも私が好きなのは1968年公開「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」と
1969年公開「ガメラ対大悪獣ギロン」だ。
なにがいいって、このシンプルかつ愛らしさも感じる怪獣のデザイン!
バイラスは巨大なイカだし、ギロンに至っては手足の付いてる包丁である。
一旦、同時代の日本怪獣映画の先駆けであるゴジラに出てくる怪獣を見てほしい。
キングギドラ初登場が1964年、ガイガンが1974年である。なんとスタイリッシュでいい意味で凶悪なデザインなんだろう。いかにも怪獣王ゴジラの好敵手という手強そうな見た目をしていないだろうか。こんなのが実際目の前に現れたら、恐ろしすぎて一瞬で死を覚悟するし、なんなら彼らが何もしてこなくても、恐怖のあまりその場で絶命する自信さえある。
それらと比べるとなんとも言えない愛嬌があるのがガメラとその敵の怪獣だと思う。
実際にいたらきっと怖いと思うで。デカいし。
けどなんだろう。なんか話せばわかってくれそう。実際バイラスは人間の子供を人質にして地球人を植民地にしようとするけど、その子供たちに「宇宙船の中を好きに見学していいよ」って自由にさせてあげるのがゆるくて憎めない。
子供たちを助けにきたスーパーヒーローガメラを容赦なくブッ刺してくるけど憎めない。
ガメラにぶっ刺っさたまま、くるくると回転するガメラと共に空中に飛んでいき、自分だけ海に放り投げられて死ぬのも憎めない。こんなにイカみたいなのに。宇宙人だから泳げなかったのかな。
こちらはギロン。
宇宙人のペットという設定。
え、ペット?確かに四足歩行だしちょっと犬みたいに見えないこともない。お手とかしてくれそうだもんな。でも散歩に行くだけで銃刀法違反で即逮捕されること間違いなし。いくら番犬代わりになるとは言え、地球ではこんな物騒な生き物飼えんわ。
食事は宇宙ギャオスを自分で切って食べようとするが、なんか臭かったらしく食べずに放置するというグルメな一面も持ち合わせる。宇宙ギャオスかわいそう。
ギロンの飼い主の宇宙人も、勝手に宇宙船に乗り込んできた地球人の子供に、粉砂糖をまぶしたドーナツと牛乳を振舞ってくれ一見優しいが、ドーナツには睡眠薬が入っており、眠らせた子供を保存食にしようとする食に対するこだわりを感じられる。そんな美食家宇宙人だし、牛乳はアメリカかどっかの牧場から牛を吸い上げて調達してたんだろうか。
このビジュアルで既にわかる通り、こいつもやっぱりガメラを刺してくる。ついでに頭に手裏剣を備えているのでそれも投げてきたりする。頭が刃物だから仕方ないとはいえ、怪獣らしくない嫌な闘い方だな。と子供ながらに思っていた。
最後は地面に突き刺され、さらに自分が投げた手裏剣をガメラに投げつけられたうえに、火炎放射で焼かれて絶命するというカオスな最期を迎える。
その戦いの最中、何故か脇にある鉄棒で大車輪をしたり、手裏剣が刺さって痛くてゴーゴーダンスするガメラもとってもキュート。
他にも昭和ガメラは5作品ほどあるのだが、この作品は幼い私にヒットしたらしく、今でも戦闘シーンが印象に残っている。昭和ガメラシリーズのレビューを見てみたら、この2作品はすこぶる評価が低かったのだが、どちらもツッコミどころ満載なのが低評価の所以だろうか。
だが、このツッコミどころがなんか憎めなくて私は好きなのだ。正直昭和ガメラシリーズはツッコミどころがない作品はないと思っている。どの作品に出てくる怪獣も、なんか鈍臭くて憎めないんだよなぁ。これも親近感なのかなぁ。
ちなみに、これを読んでもしガメラに興味を持ってくれて、なにかしらのガメラ映画を観たくなった方がいたら忠告したい。ガメラってゆるい怪獣映画なんだ〜子供と見よう〜!と思って「平成ガメラ三部作」に手を出してはいけないということを。油断して観ると夜眠れなくなるレベルで怖いということを…。
またその話は次の機会にするとして、ブログタイトルの物価高や育児に全く関係ない話を長々とごめんなさい。
今日もブログをご覧いただきありがとうございました。
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