【育児】男の子らしく女の子らしくとは

息子はトーマスが1番好きだが、すみっコぐらしも好きなようで、だいぶん前に松屋でもらったすみっコぐらしのノートを破ることなく大事に持っている。(他の紙類はすぐに見るも無残な状態になる)

 

その話をすると「すみっコぐらしは女の子向けのキャラクターなのに、好きなの珍しいね」と言われることがあるが、私もこのニュアンスの言葉を小さい頃から周りに散々言われ続けてきた。

 

家ではプラレール、外では木登りや虫取り、好きな映画はゴジラガメラ。幼稚園ではだいたい男の子に混じって遊んでいた幼少期。

(女の子とはセーラームーンごっこをしていた。セーラームーンは好きだった。戦えるから。)

 

小学校に入っても、コロコロコミックを毎月お小遣いで買って読んでいたので、たまごっちブームの中デジモンをやってたり、ビーダマンで弟と撃ち合いしたり、誕生日にゾイドも買ってもらって組み立てたりしてた。

女の子達が「ちゃお」とか「りぼん」とかの話で盛り上がっているのに全然ついていけなかった。優しい友達が少女漫画を貸してくれたが、ラブな展開にぞわぞわしてしまって半分くらい読んですぐに返した。みんなこんなの読んでるのか…大人だな…私はまだ、学級王ヤマザキが学校から帰宅してすぐにうんちができるように玄関開けたらすぐ和式便器がある家に住んでいるという話で爆笑しているというのに…とショックを受けた記憶がある。

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昨今はジェンダー的な意味合いで、個人を尊重しましょう!その人の趣味嗜好を認め合いましょう!という時代になっている。私もそれには大いに賛成だし、男の子がプリキュアやリカちゃん人形が好きでも、女の子が仮面ライダー遊戯王カードが好きでもいいと思うし、各個人が好きな物で存分に楽しんでくれたらそれでいい。

 

だが、私はそれで若干肩身の狭い思いもしたことも事実としてある。周りの女の子の話についていけないのはちょっと寂しかったし、かといって話の合う男の子とばかりと遊んでいても、小学生にもなると「あの子男の子とばかり遊んで男好きよね」なんて言われてハブられかねない。幸い周りの女の子でそんなこと言う子はいなかったし、男子からも全く女として見られていなかったので平和に過ごせていたけれど。(これで私が美少女だったらどうなってたんだろうと思うことがある)(それはまた別の問題か笑)

 

ジェンダー平等を掲げ「男の子らしく」「女の子らしく」という考え方が消えつつあるこの時代。一方で「男の子らしいものが好きな男の子」も「女の子らしいものが好きな女の子」も当然ながらいる訳で、それも個性だし尊重されるべきである。

年齢性別国籍関係なく、好きなものは好きでいいし(人を傷付けるようなことじゃない限り)個人の趣味嗜好を尊重して受け入れられる社会に、これからはどんどんなっていくんだろうなと期待しているし、私自身も「○○はこうであるべき」などという固定概念に捉われないように生きていきたい。

 

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