【ライフハック】推しのお店を作るメリット

前回のブログで、行きつけ(といっても月一回通うレベル)の推しのドライブインに行くと、帰り際に「いつもありがとうね」とお菓子をくださり、めちゃくちゃ嬉しくてこれからも通い続けようと思ったと書いたのだが、このように自分の好きなお店に定期的に通うことが、幸福度の向上に直結しているような気がしてる。

 

okamonnu.hatenablog.com

 

先日、家のポストに一枚のチラシが入っていた。近所にオープンした手作りわらび餅屋さんのお知らせ。わらび餅が大好物の私は、翌日ウキウキで買いに行った。

とても感じの良い店員さん達。ご家族で経営しているらしく、アットホームな店内。注文してからの待ち時間に暇そうにしてる息子にも「退屈だよね、ごめんね~すぐに用意するからね~」と優しく接してくれる。

わらび餅は黒糖が練りこまれており、体によさそうだし、もちもちで美味しかった。

美味しかったし、店員さんも優しいし、近所に素敵なお店が出来て嬉しくなった。そんなお店には末永く営業していただきたい為、ことあるごとに通おうと決めた私。

 

そして今日、このブログにも度々登場する、いつも息子を可愛がってくれいろんな物をくれる近所のマダムに日頃のお礼を兼ねて、このわらび餅を持っていこうと思って、息子と公園に行った帰りにわらび餅屋さんに向かった。

しかし、店のドアには「CLOSED」の札が。今日は定休日じゃないはず…。でも家族経営っぽかったし、何か事情があったんだろう。また明日来よう。近いし。

 

帰ろうとすると、うちの3歳が「いやぁぁぁ!わらびもち!」と叫びながらドアを開けようとする。私が公園から帰るときに「わらび餅買いに行こう」なんて声を掛けて連れてきたもんだから、わらび餅が食べられると期待してたんだろう。

「ごめん、また明日来よう!明日買ってあげるから!」と店の前で泣く息子を宥めていると、店のドアが開いた。

 

「すみません!今日は税理士さんが来てて臨時でお店閉めてて…」店の前でギャーギャー言ってる我々の声を聞いて、店員さんが出てきてくれた。

「いえいえ!こちらこそ店の前でうるさくしてすみません。明日また来ますね」と謝り、まだワーワーしている息子の手を引き帰ろうとすると、

「待ってください、せっかくお越しいただいたのにこちらの都合で残念な思いさせてしまって…お金は結構ですのでドリンク飲んでいってください。何がいいですか?」とソフトドリンクのメニューを持って来てくれた。

 

そんな!家近いし明日もすぐ来れるので大丈夫ですよ!お気遣いありがとうございます!とは言ったものの、せっかくのご厚意を無下にするのもよくないと自分に甘い決断を下し、ありがたく頂くことにした。

息子が選んだリンゴジュースを「また是非お越しください」と笑顔で手渡してくれた店員さん。なんという神対応。ジュースをもらい、さっきまで「わらびもちぃぃぃぃ」と泣き叫んでいたのがウソみたいにケロッと機嫌が直った息子。臨時とはいえ休みの日にわざわざ出てきてくれただけでも有難いのに、ジュースのサービスまでしてくれるなんて。

 

こんな神対応してもらったら、推さざるを得ない。絶対に明日また買いに行くし、来月の私の誕生日の際はケーキじゃなくてここのわらび餅にろうそく立てて食べる。

行きつけの推しドライブインの他に、定期的に通いたいお店ができた。飲食店って味はもちろん価格や内装も重要だけど、店員さんの人柄で通いたくなるし、そんな店員さんがいるお店で飲食することで、お腹だけでなく心まで満たされる気がしてならない。本当にお値段以上の価値を提供してくれているというか。なんか偉そうやな。すみません。

 

どうせ外食するなら、お腹と一緒に心も満たされる推しのお店で食事をすると、もれなく幸福度が上がる。30年以上生きてきて最近気付いたライフハック