【日記】外食はレジャーと心得よ

今日も昨日に引き続き、くもりで過ごしやすそうな天気だったので、朝から車で小1時間ほどの場所にある公園に行ってきた。ここは森の中を凄いスピードで滑るかなり長いローラー滑り台がある、子供には堪らない公園なのだ。私も子供のときに親によく連れてきてもらっていた思い入れのある公園である。

 

虫だらけの山道を登り、山頂(?)にある滑り台の入口に向かう。二歳の息子にはなかなかハードな道のりだったが、頑張って登りきってくれた。

 

山道がハードだからか、虫だらけだからか、この公園のメインアトラクションである滑り台の入り口には全然人がおらず、本当に滑っていいのか不安になるほど閑散としていた。先に滑った夫は大量のクモの巣に引っかかり、デカめのクモが顔にくっついてきたらしい。ほんまに誰も滑ってないやん…そして後続者の我々が安心して滑れるようにそんな恐怖体験を…すまない。


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いざ滑ろうとすると息子が怖がり「いや」と全然滑りたがらないので、説得するのにかなり時間がかかった。確かに行き先が見えないくらい木々で生い茂っている滑り台に身を委ねるのは怖いよな。普段遊んでいる近所の公園の滑り台とはワケが違う。

 

結局私が抱っこして一緒に滑ったが、思ったよりスピードが出て私のほうが「ヒィィ」と声にならない声をあげていた。それでも森の中を疾走する爽快感は堪らなく、子供のときここに来たときにこのスリルに取り憑かれて何回も山道を登って滑り降りていた記憶が蘇ってきた。息子は終始無言だったが、滑り終わった後、拍手をしていたのできっと楽しかったはず。(恐怖に耐えた自分を称えていたのかもしれない)

 

滑り台の降り口に専用のお尻に敷くビート板みたいなものが置いてあるのだが、これを忘れると確実にお尻が終わることが予想される。(実はこれを持って上がるのを忘れて、夫が取りに行ってくれた)

 

公園を後にし、「ドライブイン湖城」に再訪する。以前訪れてからそのレトロな佇まいと美味しい料理に夫婦でどハマリしたのだ。

前回は貸し切り状態だったが、今日はかなりお客さんが多く、お店の方は忙しそうにされていたが、我々のことを覚えてくださっていたようで、笑顔で迎え入れてくれた。

 

前回「次はオムライスを食べたい」とブログに書いたが、今日はラーメンとチャーハンのセットを注文した。息子と取り分けて食べやすそうだし、こないだからHIKAKINさんがラーメンを食べる動画を見てからラーメン欲が湧きに湧いて仕方なかったのだ。

写真を撮りたかったが、お腹を空かせてご機嫌斜めな息子を待たせるのも悪いので、すぐに取り分けて一緒に食べてしまった。昔ながらの醤油味のあっさりスープ。食べ応えのあるチャーシュー2枚ともやしとネギとNARUTO(自動変換)がのっており、もちもちした細麺があっさりスープに合っていてかなり美味しかった。周りを見るとラーメンを頼んでいるお客さんが多かったので、きっと人気メニューなんだろうな。

前回私が頼んだチャーハンをほぼ平らげてしまった息子、今回はチャーハンに全く手を付けず、ラーメンを欲しがり2/3以上平らげ「おいしい!おいしい!」と取り分けたスープも全て飲み干していた。子供をも魅了する味。私もラーメンもっと食べたかったな…(チャーハンは全部私が食べた)

唐揚げ定食を頼んだ夫も「ここの唐揚げは個性的だ!普通の唐揚げよりあっさりしていて、付属の醤油をつけて食べるとめちゃくちゃ美味しい」と絶賛していた。何食べても美味しいやん。ドライブイン湖城最高。全メニュー制覇したい。毎月通っちゃう。

 

外食するにしても、ただお腹を満たすだけではなく、何度も訪れたくなるような推しのお店を見つけて「今日は何を食べようかな」とワクワクしながらお店に向かい、お店の雰囲気込みで料理を楽しめたら、料理を食べる以上の満足感が得られることに気付いた今日この頃。

節約の観点では外食ってあまりしない方がいいんだろうけど、外食をただお腹を満たす「手段」ではなく、エンタメやレジャーとして楽しむ「目的」としてたまに行えたら、何気ない日常でももっと豊かになりそうだ。

 

公園で思いっきり体を動かして遊んで、推しのお店でワクワクしながら家族でご飯を食べる。派手さはないけどこんな休日が一番幸せだなぁ。