【育児】物質的な親孝行はしなくていい

今日聴いていたラジオで、ミルクボーイの駒場さんが、お子さんを初めて保育園に預けたとき、別れ際に「お母さん!お父さん!置いて行かないで!」と泣いていた子供を見て、自分も辛くて泣いてしまったという話を聞いて、私も自分たちに置き換えて想像したらなんだか泣けてきた。そうか、うちの子も来年か再来年には幼稚園に通うんだもんなぁ…(まだどうするか決めていない)(早よ決めな)

 

毎日毎日家の中を荒らしに荒らしたり、食べ物や飲み物を床に撒き散らしたり、買い物に連れて行こうもんなら走り廻ろうとするし、カートに乗せようもんなら嫌だと大暴れするし、散歩中も急に手を放して思わぬ方向にダッシュしようとしたり、気に食わないことがあれば大声で泣き叫んだりするから本当に大変だし、腹の立つことも多いけど、それ以上にめちゃくちゃ可愛くて自分の命に変えてでも守り育てたいくらい愛おしい存在が子供である。

 

よく「子供は3歳までに一生分の親孝行をしている」という言葉を耳にするが、その通りだと感じる。大変なことも多いけど、この可愛くておもしろい生き物と毎日一緒にいられることは、間違いなく私の人生のボーナスタイムであり、死ぬ間際に見る走馬灯でも、絶対に今この期間の映像が多めに採用されている気がしてならない。絶対されていてほしい。めっちゃかわいいんだもん、本当に。

 

「ちゃーちゃん、ちゃーちゃん」と私のことを呼びながら後をついてきたり「だっこ、ぎゅー」と言いながら抱きついてきたり、暑いのに私のお腹の上に乗って抱きつきながら眠っていたり、毎日いろんな言葉を覚えて、それを私達に披露するかのようにまだ舌っ足らずな発音で一所懸命話してくれたり、公園の遊具で遊んだり虫を追いかけたりお花を観察したり…

子供に対して、こんな幸せな時間を私の人生に設けてくれてありがとう、という気持ちでいっぱいである。大人に近づくということが、嬉しい反面少し淋しいけれど、息子が元気に生きてくれているだけで最高の親孝行だと思う。

 

これから成長するに連れて、どんどん新たな問題や壁にぶち当たるんだろうけど、息子と一緒に乗り越えられる親になりたい。表立った感謝や物質的な親孝行はしなくていい(もちろんあったら嬉しいに決まってるけど)。健やかに真っ直ぐ育ってくれればそれだけで親冥利に尽きる。

 

なーんて偉そうに言ってるけど、思春期の反抗期にナメた態度取られたり暴言でも吐かれた日にゃ、もちろん穏やかでいれるはずないんだろうな。ブチ切れムーブ確定。少しでも穏やかでいられるように今から心の準備をして、息子が思春期を迎える頃には命の母飲みまくらなくては(用法用量をお守りください)

 


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