【台風】平穏に暮らせていることの有り難さ

私達が住む近畿地方は、どうやら明日明後日と台風が直撃するらしいので、今日の午前中に買い出しをしに近所のスーパーへ向かった。

買い出しといっても、台風で家に籠っている間に食べるお菓子とかココアとかヨーグルトとか、別になくても困らないけど、好きなものを食べて少しでも憂鬱な籠城生活を楽しむための嗜好品を何品か買い込んだ。

明日はたまたま夫が平日休みなので、お昼ご飯に焼きそばを作って、買ってきたお菓子を食べながらSwitchでおうちカラオケをして、夜はこないだ購入したちょっといい肉で焼肉をする予定。停電さえしなければ。頼む、それだけは勘弁してくれ。電気が止まるといい肉が死んでしまう。最悪カセットコンロで焼くこともできるが、停電してる中そんな優雅に肉を焼いて食べる余裕があるだろうか。冷蔵庫とエアコンが使えないのは死活問題。なんとか持ち堪えてくれライフライン…!!

 

あとは植木鉢や自転車や物干し竿を家の中に入れたり、家中の雨戸とカーテンを閉めて準備万端。

明日は一歩も外に出ないぞ。頑ななまでに家にいるぞ。家から出ないのは私の得意分野。家大好き。家最高。なんせ我はコロナ禍で「家からあまり出ないでください」とか「人が集まる場所に行かないでください」という行動制限が苦にならなかった選ばれし者なので、こういうときに自己肯定感が爆上がりする。

「私は今、家にいることでこの街の秩序や安寧を守っている!そして家族に料理を提供し、家族が健やかに過ごせるよう責務を全うしている!」

そう思ったら台風の日に家にいることで、とても社会貢献している気になれる。

 

ここまで8月14日に書いたもの↑

 

 

 

ここからは8月15日の私がお送りします↓

 

結局私の住む町は有り難いことに、さほどの風や雨の影響はなく、午後になると普通にコープさんの宅配の方が食材を運んできてくれたし(毎週火曜日が宅配日)、夫はレンタルビデオ店(死語)に仕事で使うDVDを借りに行っていたし、全然普通に過ごせた一日にだった。

予定通り、お昼に焼きそばを作って食べ、夜には焼き肉を食べ、いつものように風呂に入り息子を寝かし付けた。Switchでカラオケじゃなくて、なんかよくわからん昔の野球のゲームをしたけど。(私はゲーム音痴で碌に操作ができない)

 

 

…それでもこうやっていつも通り過ごせることが、どんなにありがたく幸せなことか、こういった非常時に再確認する。台風上陸と同時に、今日8月15日は終戦記念日。あれから何十年も経った今もなお、地球の何処かで戦争は行われている。明日食べるものや住む場所、自分や家族の命の保証もなく、今を生きることが精一杯の人がいる中で、こうして何気ない日々を過ごせていることが、どれだけ恵まれていることか。

決して華やかな暮らしではないけれど、今ある日常や支えてくれてる周りの人や家族に感謝して、明日からも過ごしていきたい。それに一日でも早くこの地球から、人々を傷付け苦しめる争いがなくなることを祈るばかりだ。