【家族】質素な休日

今日は日曜日。

午前中はドライブがてら家族でお肉が安いスーパーに行ってお肉をまとめ買い。100g88円の豚バラ肉を発見し3パックも購入。他にも鶏肉や挽き肉なんかもまとめて買って、家に帰って小分けにして冷凍保存。

普段の買い物はコープの宅配なのだが、お肉が高いので、買いに行けるときはこうして肉だけまとめ買いしているのだ。

 

家で昼食を食べ、家族で近場の広い公園に出かける。銀杏や紅葉(もみじ)が紅葉(こうよう)していて綺麗だった。


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公園を散歩した後、近くの大きな池まで歩き、池のほとりで、水筒に入れた温かい緑茶を飲み、今朝スーパーで買っていた半額に値引きされた菓子パンをみんなで食べながら、池で泳いでいる鴨の親子を眺める。

 

ほんとなんのことはない、実に質素で凡庸な休日である。人によっては貧乏臭い休日だと思われるかもしれない。

だが私は、こういう日常が幸せで愛おしいものであると思っている。

自然のなかを四季の移ろいを感じつつ、その場所にいる動植物に心を寄せながら、散歩したりするだけで、幸せホルモンであるセロトニンが大放出されている気がするのだ。それを大好きな家族と一緒に共有できる。これ以上の幸せはあるのだろうか。

 

天寿を全うして天国に行くことができたとして、毎日自分の意のままに好きな過ごし方ができるのだとしたら、ずっとこんな風に暮らしたい。天国なら人の目を気にしなくていいはずなので、ギターを持って池のほとりで弾き語りとかしてると思う。スナフキンやん。そう、私はスナフキンになりたい。人の干渉を受けず、こちらも人に干渉せず、自分の心に素直に生きているスナフキンのようになりたい。

 

そんなことを考えながら半額のパンを食べていると

「幸せだなぁ。こういう時間って本当に幸せな時間なんだと思う。この子が大きくなっても、いつまでもこうやって家族でのんびり出掛けたいなぁ」

と夫が呟いた。

 

私と同じことを考えていた。同じ価値観を持つ人と家族になれたことがほんのり嬉しく感じた。自分が幸せを感じている瞬間に、家族も同じように幸せを感じてくれる。これ以上の幸せはない気がする。

隣で黙々とおやつを食べている3歳の息子は、どう感じているかイマイチわからないが、きっと不幸だとは思っていないはず。大きくなったときに、こういう何気ない休日を思い出して、穏やかな気持ちになってくれれば嬉しい。

 

幸せはお金じゃ買えないとよく言うけれど、その通りなんだよな。他人と比べてばかりだと幸せを見失いがちになるけれど、日常の些細なことで幸せを感じて心を豊かにできる人は、真の幸せ者に違いない。そういう人に私もなりたい。