【家族】熱を出した息子と二人きりの1日

12月に入ってから初のブログ更新になってしまった。みなさまお元気でしょうか。

今私は新幹線で東京に向かいながらこのブログを書いている。たぶん私にとって最後のオタ活と東京の友達に会うため、久しぶりの一人旅。ここ3年間家事と育児しかしていない私にこんな貴重な時間を与えてくれた夫には大変感謝している。

 

先月三歳になったばかりの息子は、先日まで風邪をひいていた。嫌がって熱を計らせてもらえないのでどれくらいあったかわからないが、顔を触るとかなり熱を持っていた。

人生であまり体感したことのない風邪状態に不安になっているのか、一日中コアラの赤ちゃんのように私にくっついていた。

 

その日は近所を二時間ほど散歩して、家に帰るとまだまだ元気で、ご飯を食べたりおもちゃで遊んだりしていた息子だったが、お昼寝から目覚めてから、どうも元気がない。夕飯の支度をしている私に「ちゃあちゃん、だっこ、だっこしてほしいの」と控えめな声でせがむ。

なんだかいつもよりしおらしいな、と思いながらも「はいはい抱っこね~」と料理を中断し、息子を抱っこし、顔を近付けるとかなり熱い。

 

しばらく抱っこしてから、お水を飲ませて布団に寝かせようとすると「いやにゃん、いやにゃん、ちゃあちゃんだっこするの」と必死にしがみついてくる。イヤイヤ期の息子、嫌がるときに何故か「いやにゃん」と言う。かわいい。

 

かわいい息子にしんどいときにそう言われたら仕方ない。幸い(?)この日は夫が夜勤でいなかったので、料理はテキトーで良い。完成していたトマトスープと広島菜のチャーハンを食べられるか息子に聞いてみたところ「いやにゃん」と言われる。

それでも抱っこされたままチャーハンを5口ほど食べ「ごちそうさまでした」と言ってまた私にしがみついてくる。私も息子を抱っこしたまま食事を済ませた。食器を片付けようと息子を一度下ろしたところ、いやあああああ!!!と絶叫し始めたので、洗い物はシンクに放置して、そのまま寝室に息子を連れていった。

 

布団で息子と添い寝をする。時々お水を飲みたがり、少しでも私と身体が離れると「うわぁぁ!だっこ!!」と泣き出してしまうので、離れることができない。キッチンやリビングを片付けたいし、明日出すゴミをまとめたいし、お風呂にも入りたいし、歯も磨きたい。こんなときに夫がいてくれれば…改めて夫の存在の有り難みを感じる夜。だが居ないもんは仕方ない。今日はもう諦めよう。トイレも行きたいけど、きっと気のせいだ。息子を不安にさせない為にも、どうか頑張ってくれ膀胱。いつも無理させてごめんな、今日もよろしく頼むぜ、相棒(膀胱)。

 

そんな風に膀胱と対話しながら、寝たり起きたりを繰り返す息子と添い寝すること約7時間。深夜二時を過ぎた頃、ようやく私が布団から抜けても泣き出さなくなるほど息子は深い眠りついてくれた。

 

ダッシュで用を足し、部屋を片付けゴミをまとめた。お風呂に入ってる間に息子が起きたらかわいそうなので、とりあえず顔だけ洗おう。あと心身ともに疲れたので、ド深夜に関わらず温かい緑茶とエンゼルパイをいただいた。ド深夜の糖質ほどギルティな物はないが、今日くらい許して貰おう。

 

歯を磨いてもう一度布団に戻る。息子はあれから目覚めることなく熟睡してくれてるようだ。

 

気がつけば朝になっており、夜勤明けの夫も帰宅しており、玄関にまとめていたゴミを出してくれていた。前日から息子の様子をLINEで伝えていたので、近所のドラッグストアで息子の食べられそうな物を買ってきてくれた。

私が居ない!と大泣きしながら起きてきた息子は、熱は下がっていたものの、相変わらず引っ付き虫で、帰宅した夫を横目に私に抱き付いてきた。

 

こうして私のワンオペ看病は幕を閉じたはずだったが、この日も息子は私にコアラ状態で、起きてる間はひとときも離れようとせず、結局2日連続お風呂に入れなかった。なんか痒かった。

 

息子の体調もよくなり、満を持してこうしてひとり旅に繰り出してきたものの、ここ数日間で母親引っ付き虫と化した息子とふたりきりの1日を過ごすことにかなり不安そうにしていた夫のことを新幹線のなかで案じている。

二人とも大丈夫かな?母ちゃんちょっと心配だけどもう引き返せないところ(浜松)まで来ちゃったよ。すごい曇ってて富士山見えそうにないよ。今から駅弁食べるよ。ごめんだよ。