【服】ミニマリストに憧れた者の末路

普段からミニマリストの方のVoicyを愛聴している私。その方はお気に入りの服7着だけを大切に着まわしているらしい。

そういやフランス人は服を10着しか持たない、って本があったな。読んだことないけど、結局は物質を沢山持つことよりも、自分の本当に好きなものを厳選して大切にした方が、豊かな生活ができるという内容なのではないか。と読んだことないくせに勝手に内容を想像し、謎にスイッチの入った私は、この家に引っ越しする前に服を厳選し、夏物、冬物のトップスは各3着ずつまで絞り込んだ。

あとはボトムスが夏冬2本ずつとワンピースが2着。

ここまで減らしたことにより、服の管理もいらなくなり、毎日のコーディネートにも頭を使わずルーティーンで着続けるようになり、服に関するストレスがなくなった。

外出するのは専ら近所を息子と散歩するときか、その辺のスーパーに買い物に行くときか、たまに家族で遠出したり友達に会ったりするくらい。よく会うご近所さんからは「あの人毎日同じような服着てるな」と思われているかもしれないが、実際同じような服しか着てないし、そう思われていたとしても私の生活に何の支障もない。っていうかそもそも人は他人の服装にそこまで興味ない。

 

子育てしていると、服選びに置ける重要度が

動きやすさ>丈夫さ>洗いやすさ>値段>お洒落

になっていることに気付いてから、服を選びやすくなった。動きやすくてヘタレにくくて洗濯機で簡単に洗えて、それでも汚れたり破れたりする可能性が毎日かなり高いので、もしそうなっても惜しくない価格で、そいでもって自分好みのデザインならラッキーくらいの感じ。この条件を満たせる服がワンシーズン3着くらいあればよし、ということにした。

 

一人で自由に過ごせていたときは、服の選択肢が多く、所有していた服の量もとにかく多かった。街に出て気に入ったものがあると、コーディネートやいつ何処でそれを着るのかよく考えずに購入していたので、大量に服を持っているのに、何故か着るものがない!という謎現象に陥っていた。そしてまた服を買い足す始末。今考えたら一人暮らししていたときの私はほんと無駄遣いばっかしてたなぁ…

 

先日、トップスの一着になにをしても落ちない汚れがついてしまい、遂にお別れをする時が来た。悲しいけどハサミで切ってこれからはクロスとして天寿を全うしてもらおう。今までありがとう。

ここまでしてからやっと新しい服を一着購入するのである。動きやすく洗いやすく、好きな形で好きな色の服を楽天で買った。しかもポイントで。

服の量をミニマリストに近づけると、服にかける出費もミニマムになってきた。

着心地や洗い心地がよく、自分の好きな服だけを厳選して持つことで、日々の生活が快適になり、お金と時間の節約にもなる。元々お洒落大好き!な人間じゃなかったし、これからはこんな生活でいいかな〜。