シリーズ、お金持ちの真似をしてみる。
お笑い芸人マシンガンズの滝沢さんは、芸人をしながらゴミ清掃員の仕事や環境問題に関する情報発信をされている。彼のVoicyやYouTubeは、勉強になるし考えさせられることも多いのでよく視聴している。
そこでたまに話題になるのが「お金持ちの家庭から出るゴミの量は少ない」ということだ。
お金持ちが多く住んでいるエリアから出るゴミは非常に少ないらしい。なんでも、お金持ちは良いものを長く大切に使う傾向があるので、ゴミがあまり出ない。(良いものを持っているので、捨てるより売ったりしているのかも)
そして何より、環境問題への意識が高いので、リサイクル出来るものはきちんと分別して処理をする人が多いということだった。
なるほど、お金持ちの人は環境問題に対する考え方もしっかりしている人が多いのか。お金持ちのゴミの出し方を真似するだけで、節約やエコにも繋がるなら、我々庶民も即真似するしかない。
ところで、かれこれ10年ほど愛用しているユニクロのリラコが、履きすぎてゴムが伸び切ってしまった。買い替えなきゃなぁ、と思ってユニクロのホームページをなんとなく検索してみると、ある取り組みをしていると目に入る。着古したユニクロやGUの商品を各店舗に設置されてある専用ボックスで回収し、まだ着れる服は難民への衣料支援としてリユースしたり、そうでない服は再生資源や燃料としてリサイクルする取り組みをしているらしい。
さすが日本を代表する大企業ファーストリテイリング。さすが長者番付一位の柳井会長。お金持ち(と一言で言えるレベルではないくらいの大金持ちである)は環境問題への意識が高いのは本当だった。この取り組みに賛同したお客さんが増えると、古着を回収した際にまた自社商品を買うサイクルができるもんね。環境にも配慮したビジネスモデル。スーパーに牛乳パックやペットボトルなんかの回収ボックスが置いてあるのも、そういうメリットがあるのかもしれない。
夫にその話をしたところ、夫も昔ユニクロで買ったズボンを新調したかったらしく、古くなった服を持って近所のユニクロへ向かった。
入り口付近に回収ボックスが置いてあった。古くなったリラコやズボンを入れる。なんらかの資源になってまた我々の役に立っておくれ。
新しい服に買い替えると同時に古着を回収してもらえると、家の物の量も増えずにスッキリする。まさに一石二鳥。
お金持ちがユニクロを利用してるのかは知らないが、こうしてゴミを減らす工夫をしながら暮らすことが、お金持ちに近付く一歩なのかもしれない。