【体調】耳の不調

耳鼻科の待合室。

息子と同じくらいの年齢の兄弟を二人連れた若いお母さんが、動き回りたいお兄ちゃんをきちんといなしながら、絵本を読んでほしい弟に小さい声で読み聞かせをしている。

3歳児一人でもてんてこ舞いな私からすると、本当に尊敬する。なんなら「よかったらお兄ちゃん見ときましょうか?」と声を掛けたいが、怪しいお節介女だと思われても悲しいので、気持ちだけでも暖かく見守ることにした。

 

なぜ私が耳鼻科にいるかというと、3日前朝起きたときからずっと右耳がこもっているのと、仰向けに寝転がったときに天井がぐるぐる回る眩暈のような症状が続いていたのだ。

この症状を調べてみると「突発性難聴」や「メニエール病」という病気の症状と似ていたため、休みの夫に息子を任せて、単身耳鼻科を受診しに来たというわけである。

ところで私はこの「メニエール病」がなかなか覚えられず、夫に「なんかエマニエル夫人みたいな名前の病気かもしれないから病院行ってくるね」と説明した。念のため弁明しておくが私はエマニエル夫人を観たことはない。夫にはすぐに「メニエールね」と伝わったので良しとする。

 

名前を呼ばれて診察室に入る。先生からの問診のあと、耳の中を診てもらい、何も見えないVRゴーグルのようなものを装着し、寝たり起こしたりを繰り返して眩暈の検査をする。それから聴覚室のような場所でヘッドフォンで聴力検査をし、耳の穴に謎の機械を突っ込まれなんらかの検査をした(看護師さんに言われるがまま検査をしていたので、何を調べていたのかよくわかっていない)

 

結果は「聴力には特に問題がないが、眩暈が少しあるので、ストレスか何かで三半規管が弱っているのではないか」「突発性難聴メニエール病ならもっと聞こえにくくなっているはずなので、一週間ほど投薬で様子をみてみましょう」とのことだった。

 

私ストレスあったんや…

確かにここ数日息子の寝相が悪すぎて、夜中に顔やお腹をドスドス蹴られる度に起こされてちゃんと眠れてなかったかもしれない。自称ロングスリーパーの私からすれば睡眠を妨げられるのは相当ストレスだもんな。

 

とにかくそんなに心配するような結果じゃなくてよかった。処方してもらった薬をしっかり飲んで、夜中に少々蹴られて起こされても大丈夫なように早く寝よう。