【日常】身の回りにある危険

日中、近くの公園で息子と遊んでいたところ、突如「バーン!」という大きな音が辺りに鳴り響いた。

「なんか倒れたんかな?」と気に留めず、そのまま息子とブランコをしたり、滑り台をしていると、だんだんと車や人が集まってきておじさんたちがワーワーと騒いでいるような声がきこえてきた。

 

そこでも私は「なんか揉めてるのかな?」と思い、面倒くさいことに巻き込まれるのは嫌だし、人の集まっている気配のする方には行かず、息子との遊びを続行。他人の揉め事のような面倒なことに首を突っ込んではいけない。

 

しかし、私より息子がその騒がしい様子が気になってしまったようで、ちょこちょこ向かって行ってしまった。

「あー行っちゃた」と思いながら、息子の後を付いていくと、道端に横たわるフードデリバリーの配達員の男性と、その隣でおろおろとしている女性。その周りに心配そうに見守る人たち。道の端には配達用のバイクと軽自動車が停まっている。

 

交通事故だった。

この辺りの道は見通しが悪く、細く入り組んでいるのにも関わらず、普段からスピードを落とさなかったり、一時停止を守らない車やバイクが散見されていたため「危ないなぁ」と感じていたのだが、遂に事故を目の当たりにしてしまった。バーン!という大きな音は車とバイクが衝突した音だったのだろう。事故の瞬間は見ていないので、どっちが悪いのかはわからないけれど。

 

すぐに救急車が到着し、担架で男性が運ばれていく。救急隊員さんと話しているところを見ると、命に別状はなさそう。あの男性が軽傷であることを祈るばかりだ。

その後警察車両や白バイ隊員の方が駈け付け、軽自動車に乗っていたと思われる女性と現場検証が行われていた。

 

まあまあショッキングな現場であったが、その後は息子といつも通り遊んで家に帰ってきた。

 

私も普段車を運転しているので、こういう細い道や見通しの悪い道は慎重に運転するようにしているが、今まで以上に気を引き締めて運転しようと思った。

この辺りに住み慣れた人はオラオラ飛ばしているが、あれは絶対よくない。イキって一時停止を無視する奴なんか免許剥奪してほしい。自分だけは絶対大丈夫!なんて思うのは慢心だ。明日は我が身である。