【育児】プラレールは突然に
一年ほど前に夫の弟さんが息子にトーマスとプラレールのセットをプレゼントしてもらったのが、息子のプラレールとの出会いだった。が、当時二歳の息子はまだ上手に線路を繋げていくことができず、すぐに「きぃー!!」と癇癪を起してしまい、ほとんど遊ぶことはなかった。
ところが三歳になった今、手先が器用になり、ようやくプラレールの楽しさを享受できるようになったらしく、家の中にいる大半の時間プラレールで遊んでいる。
最近では家にある線路だけでは彼の思うように作れなくなってきているようだったので、好きなように曲げられる背骨みたいな線路を買ってあげたら大喜びして、さらにプラレール熱に拍車がかかっていくのが見て取れた。
(背骨みたいな線路↓)
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プラレール売り場に行っても、走る電車本体には興味がないようで、線路ばかりを買ってほしいとねだる息子。今日も家の近所のイオンのプラレール売り場で、短い線路が9本入っているセットを指さし「あれが欲しいなの」と言うので、普段は財布の紐が固い私も「400円だし、線路なら頭使うしいいか」と思って購入。
息子は大喜びで線路を握りしめ、普段ならすぐ「だっこ~」と言って歩かなくなる帰路も、早く遊びたい一心でチャキチャキ歩いていた。
道中、息子を可愛がってくれる仲良しのマダムの家の前を通った時、ちょうど庭の手入れをしていたマダムとその娘さんがいたので挨拶をすると「あら、プラレール持ってるね、好きなの?私の子供たちが遊ばなくなったのが家にあるから、よかったらもらってくれない?」と娘さん。
「プラレール!?ほしいなの!!」と即座に目を輝かせる息子。私も「捨てる予定ならぜひ譲ってください」とお願いし、ありがたく受け取ることに。
その後家からバケツ一杯分ほどのプラレールをもってきてくれた娘さん。息子はキャッキャッと大喜び。
「ずっと放置していて埃被ってるから遊ぶ前に洗ってあげてね」とのことだったので、家に帰りさっそくお風呂で水洗いし、一刻も早く遊びたい息子と一緒に一つずつタオルで拭き上げた。
一気に手持ちの倍の量に増えたレールに感無量の息子は、その後昼ご飯の時間になっても自分の部屋で延々と遊んでいた。ときどき「見て見て!プラレールですごいもの作ったなの!」と先に昼食を食べている私を呼びに来る。
無秩序に繋ぎ合わされているため、どう考えてもそっちにはトーマス行かんだろうみたいなルートがいくつもあるが、それでも3歳児が自分で考えて作った線路だと思うと感慨深いものがある。
本人曰く「世界の国のいろんな線路」らしい。ただ線路を繋げているだけかと思ったら、エリアごとに国が違うらしい。ただ単に線路を繋げているだけじゃなく、頭の中でその周りの風景を想像したりして色々頭を使ってるんだな。
やっぱりプラレールって、世代を越えて愛される良いおもちゃだわ。
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