昨日は夫の誕生日だったので、めちゃくちゃ久しぶりに家族3人で外食に行ってきた。と言うのも、2歳の息子は食事の際に、お皿に盛られた料理の自分の好物だけを抽出しすごい勢いで食べ、なくなると大人からそれを奪おうとして椅子から這い出ようとするし、そんなに好きじゃない食べ物はテーブルの外へポイポイ投げ捨てるし、コップの水を口につけてブクブクしたり、皿に水をぶっかけて料理を水浸しにしてしまったりするので、ずっと外食を敬遠していたのだ。
向かったのは近所の中華料理店。一度出前をしたことはあったが、店内飲食は初めてである。
事前に子供用の椅子があるか電話で確認し、食べこぼしが出ないように食事用のエプロンを持参し、なるべく人の少ない時間帯に食事を終わらすべく、17時前に入店。イヤイヤ期真っ只中のうちの暴れん坊将軍の機嫌を損ねると阿鼻叫喚の巷となりかねないので、細心の注意を払いながら料理が運ばれてくるのを待つ。
意外にも、息子は慣れない場所に動じたり暴れ出すことなく、窓の外を走る車を「ぶーぶー」と指差しながら楽しそうにずっと眺めていた。
車に飽き始めた頃合いに、夫がスマホでピタゴラスイッチを流してくれたので、それを見て大人しくしていた息子。
料理が運ばれてきても取り乱すことはなく、取り分けた炒飯や豚まんを撒き散らすこともせず、黙々と食べ続けた。悲しいかな、家の料理に比べて美味しかったのもあるだろうけど、正直ここまでお行儀良く食事をしてくれると思っていなかったので、拍子抜けした。
お店ではドリンクバーがサービスで付いてきたので、普段家ではお目にかかれないカルピスやオレンジジュースをぐびぐび飲み、幸せそうな表情を浮かべていた息子。私たち夫婦も、久しぶりに外でできたての美味しい中華料理が食べられて大満足だった。
親があれこれ心配していたことも、こんなふうに杞憂で終わることがあるんだな。息子の実力を侮っていたことに親として反省。じゃあ普段のあの散らかしっぷりはなんなんだ?とも思うが、もしかしたら息子なりに外では気を張っていたのかもしれない。
私が息子くらいのとき、家族で行った外食先で、お箸を鼻の穴に突っ込んで怒られた記憶がある。それに比べたらちゃんとTPOを弁えられてる息子はめっちゃ偉いじゃないか!
そう考えたら、普段の家での所業にはちょっとだけ目をつぶろうかな。ちょっとだけよ。
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