今日も朝からDAISOとホームセンターをハシゴして材料を買い、新居のDIYをした。
新居の売主さんは壁に何かを掛けるのが好きだったらしく、小さいネジ穴のような穴が至る所に空いていた。そういった箇所や何かをぶつけて空いたと思われる凹みに、パテを塗り込み、ヘラで伸ばして穴を埋める。
みるみる穴が埋まり、乾くと殆ど跡も目立たなくなる。この作業が実に楽しい。楽しくて壁に穴が開いているのを見つけると嬉しくなってくる。放っておいたら飲まず食わずで日が暮れるまでこの作業に没頭してしまうかもしれない。
しかし、ヤンチャ盛りの息子と一緒にいる手前そういうわけにはいかない。暇潰しができるように、家からプラレールのセットを持ってきていたが見向きもしない。
ひたすら私が使っている脚立に乗りたがったり、キッチンの棚を全部開けたり、階段を駆け上がって2階の部屋のドアを片っ端から開け、降りてきたかと思えばお風呂の給湯ボタンを連打したりしている(ブレーカー落としているので何も起こらないが)息子の様子をチラチラと確認しながら作業をしているのであまり進まない。
結局1時間程で作業を辞め、車に乗って渋々今の家に帰る。駐車場に着き、運転席を降り、後部座席のチャイルドシートに乗せた息子を降ろした瞬間、開いていたドアから運転席に乗り込む息子。ハンドルを握り「ぶーぶー!ぶーぶー!」と運転する真似をしてご満悦の様子。
「運転してるんや。かっこいいねー」などとしばらくおだてていたが、いつまで経っても車から降りようとしない。時刻は13時。いつもならとっくにお昼ご飯を食べ終わって、お昼寝をしようとしている時間だ。
「ぶーぶー楽しいねぇ。けど、もうお昼寝の時間だし、そろそろお家に帰ってご飯食べよう。お腹空いてるよね」と声を掛けるがハンドルを離さない。抱き抱えようとすると身体をぐねらせて抵抗される。
埒があかないので無理やり息子を抱えて車から降ろすと大号泣。
「ぶーぶー!!ぶーぶー!!うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
地面に転がりながら突っ伏して大泣きする息子。まだブーブー乗りたかったんやね、また明日乗ろうね、と宥める私。ふふふ…と微笑みながらその光景を見る通行人のマダム。
この状態で10分くらい泣いてた息子。
またもや埒があかないので泣き叫ぶ息子を抱えて、駐車場から少し離れた家まで戻る。
「ほぁぁぁぁ!!!ぶーぶー!!!ぶーぶぅぅぅぅぅ!!!」家に着いてもまだ泣いている。
子供ってすごいよなぁ。自分のやりたいことを中断されただけでこんなに長いこと泣き続けられるんだもん。この小さい体にこんなに肺活量と体力と涙の貯水量があるのか不思議で仕方ない。イライラを通り越して人体の神秘を感じている。
また15分くらい経っただろうか。最終的には泣き疲れて、ご飯も食べずに私に抱えられたまま寝てしまった息子。まさに「電池切れ」という表現が相応しい。
そのまま15時くらいまで起きてこなかったが、あれだけ長時間泣き続けていたことを忘れているのか、起きたときにはすっかりご機嫌になっていた。
これがイヤイヤ期なんだな。大変だけど、イヤイヤ以上に最近「ちゃーちゃん!でぃーすちー!」(かーちゃん!大好き!と言っていると思っている)と言いながら抱きついてくることがよくある。たまらなく可愛すぎるし、この瞬間はイヤイヤを乗り切った私への子供からのご褒美だと解釈して、オキシトシンの大放出を感じながら幸せを噛み締めている。
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