【お題】元気がないときに見る動画

今週のお題「元気を出す方法」

 

そりゃあもう、寝る!食べる!体を動かす!お笑いを見る!

寝る食べる体を動かすは読んで字の如くなのだが、お笑いはいい意味で訳が分からなければ分からないものであると元気が出てくる。

「どういう発想~!?わけわかんね~!」って泣き笑いしながら見ているとストレスなどのドロドロしたものが、たまねぎを食べた時の血液のようにサラサラになって流れていくような気持ちになる。お笑いとはたまねぎである。?

 

島田珠代 「パンティーテックス」


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子供の頃から大好き珠代ねえさん。

珠代ねえさんが好きすぎて、小学生の頃文集の将来の夢を書くところに「よしもとにはいりたい」と書いた記憶がある。漫才師ではなく新喜劇の女ギャガーになりたかった。

その後、漫画家やトリマーなどやりたいことがどんどん変わっていったため、その夢は消滅したが、当時の志を持ったまま高校を卒業した世界線の私は親に引かれながらもNSCに入学したりしていたのだろうか。

嫌なことがあったときはこれを見ながら「珠代サポートセンターに電話して悩みを聞いてもらおう」とか考えると「そんなことより、私今パンティー履いてますか?」と全く嚙み合わない答えが返ってきそうで、悩みなどどうでもよくってくる。ありがとう珠代ねえさん。

 

トム・ブラウン 「ナカジMAX」


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大好きトム・ブラウン。

2018年のM-1で初めてこのネタを見たとき、意味が分からなさ過ぎてお腹がちぎれるほど笑った。中島くんを合体させて最強の中島くんを作りたいってなんやねん。終盤に近付くに連れどんどんカオスになっていく様は、もう笑いすぎて瀕死のお腹に容赦なくボディブローを打ち込まれているよう。もうやめてくれ。いや、どんどんやってくれ。

観終わった後はすっかり彼らのファンになり、後日隣町のショッピングセンターに営業で来られたときに最前列でこのネタを見たのだが、テレビで見るより迫力がすごくて面白怖かった。漫才って怖いもんだっけ?

新生児の夜中の授乳中に、トム・ブラウンのPodcastニッポン放送圧縮計画」をお供にさせてもらっていた。狂気じみた恋する乙女のようなみちおさんのこじらせ具合に布川さんが容赦なく「それはキモ(気持ち悪いの意)だわ」と一刀両断するのが面白くて、毎日三時間起きに訪れる夜中の授乳も頑張れたのを思い出す。お便りが読まれたリスナーにもれなく布川さんの髪の毛を送るのもキモ。さらにその毛で布川さんのクローンを培養しようと試みるリスナーたちもキモ(褒めている)。

 

(やや閲覧注意)

ハリウッドザコシショウサブリミナル効果


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まじで意味がわからない。ザコシのことを知らない外国の方がこれを見れば「私は無意識のうちにディープウェブにアクセスしてしまったのではないか」と不安になってしまうかもしれない。一体何を我々にサブリミナルしているのか。本当に意味がわからない。大好きである。

5年前、ザコシの単独ライブを観に行った時に、ネタの合間にこんな感じの狂った動画が、美川憲一さそり座の女に乗せて狂ったように流れ続け「ほんま何をずっと見せられてんねん」と過呼吸になりそうなくらい笑ったのを覚えている。あの映像があと数分長く流れていたら、私は今この世に存在していなかったかもしれない。

 

こんな感じで、元気のないときはこういう「訳がわからない」お笑いを見るに限る。

頭空っぽにしてゲラゲラ笑えたら、本当になにを悩んでいたかわからなくなってくる。

育児がひと段落したら、また生でお笑いを観に行きたいな。