【ライフハックと正直レビュー】洗濯物をホテルライクにする方法

ホテルの布が好きだ。

タオルや布団のシーツなどのリネン類。高級なところは行ったことがないので知らないが、私が泊まったことのある旅館やホテルの布類は、だいたい少し硬めでさらさらとしていて、無臭で清潔感を感じる。風呂上りや就寝時にこの「ホテルの布」に触れることで「あ~この布の感じ!旅に来たな~」という気持ちになる。

 

帰宅して風呂に入り、自宅のタオルで体を拭いたときに、肌触りがふわふわしていて妙な香りが付いていて、決して使い心地が悪いわけではないのだが、それがなんだか所帯じみて感じられ、一気に現実に戻された気持ちになるのは私だけだろうか。

 

うちは毎日洗濯機を回しているのだが、洗剤と柔軟剤をマストで入れている。子供のときに洗濯機の使い方を学んだときから、洗濯には必ず洗剤と柔軟剤が必要だということを信じて疑わなかったし、というより呼吸をするくらい当たり前で無意識レベルで行っていたので疑う余地すらなかった。どちらも切らさないように家には必ず詰め替えのストックを常備していた。

 

そんなある日、洗濯の際に柔軟剤を入れ忘れたことがあった。

洗濯が終わってからそれに気が付いたが、そのまま干すことにした。濡れた洗濯物はいつもより硬くごわごわしていて「しまった~乾いたらカチカチになってるんじゃないか?」と少し不安になった。乾いて取り込むときも、なんだか全体的に硬くなってるし、いつものフローラルな香りもしない、タオルに至ってはふわふわ感がほぼ消滅していた。完全にやらかしたと思った。

 

が、いざそのタオルで風呂上りに体を拭いたとき、ある感覚が蘇ってきた。

そう、あの「ホテルの布」の使用感と限りなく近いのだ!

少し硬めでさらさらとしていて、無臭で清潔感を感じるあの「ホテルの布」の心地よさが、突如自宅のタオルに現れたのだ。そして心なしかいつもより水を吸っている気もする。

 

私はそのとき「柔軟剤を使った、ふわふわで柔らかい、フローラルな香りが続くタオルや衣類」が当たり前であり、家庭の洗濯物はそうであるべきという固定概念に縛られていたことに気が付いた。

自分はそれがあまり好きではないのに、ずっと染み付いた習慣から思考停止でそれを続けていたのだ。

 

もちろん、ホテルの無臭ぱりぱり布より、家庭のフローラルふわふわ布のほうが好きな人の方が多いだろうし、その価値観を否定するつもりはない。好みの問題だ。

 

ただ私のようにそれが当たり前だと続けてきた習慣が、実はなくても全然困らない、むしろない方が心地よく感じる物事がある人もいるのではないだろうか。

人間…というより主に日本人には、同調圧力というものが遺伝子に刻まれているのか「みんながやってることを自分だけやらないのは周りの目が気になってできない」とか「自分ひとりだけみんなと違うことをするのは変な人だと思われる」という恐れから、本来自分には必要のないものを買ったり、買わなかったり、言ったり、言わなかったり、したりしなかったりするのではないか。(もちろんルールを破って人に迷惑かけたり危害を加えることは論外)

そういった足枷をひとつづつ外していって、軽やかに生きていきたい所存である。

 

 

話が飛躍してしまったが、最後にいつも使っている洗剤を紹介したい。

環境先進国ドイツ生まれの「緑の魔女」という洗濯洗剤だ。

アルカリ性で汚れはちゃんと落としてくれるし、中に微生物が配合されており、それが使用後の排水パイプ等で定着し汚れを分解してくれるという。

これを使い始めてから1年くらい経っているが、正直排水パイプを外して中を見たことがないのでその効果はなんとも言えない。だが、他の洗剤を使っていたときよりも洗濯槽のニオイが気にならなくなったし、たまに洗濯物に付着する海苔みたいな黒カビもあまり発生しなくなった。

それから微生物の力で、排水から水質もきれいにしてくれるらしいので、毎日の洗濯で環境問題にも貢献できてる気がして気分もいい。

気になる方はチェックしてみてほしい。

 


 

私は楽天でポイントアップの際に5リットル×2本セットのこの商品を買っているが、とにかく入れ物が業務用ででかいし重いので、最初はAmazonで本体を購入した。

ちなみに一日一回毎日洗濯をする我が家では、5リットルで3ヶ月くらい持つ。コスパも良い。

ボトルを押すだけで必要量が測れる親切設計。初めのお試しはこちらをどうぞ。