明日投稿するつもりでしたためていた結構真面目な内容のブログ記事が、途中で保存するのを忘れてしまって全て消えており、現在盛大に激おこぷんぷん丸が太平洋に向かって出港したところである。
こういう時はくだらないことを考えて気持ちを切り替えるに限る。
このブログは誰かに依頼されてるわけでも、投稿することで賃金が発生してるわけでもない。一日くらい投稿しなくても、この世の中で誰も困らないのに、毎日更新を己に課しているが故、例え「内容がないよう!」みたいな、未だかつて誰一人として笑ったことないのに日本語史上一番擦られ続けている古典ダジャレを書いてでも更新しなければならないという無駄な十字架をひとりで背負っている。
話を激おこぷんぷん丸に戻すが、私はこのいつ誰が言い始めたかわからない死語が大好きで、今だに使い続けている。
ご存知ない方のために説明すると、激おこぷんぷん丸の「激おこ」とは「非常に立腹」という意味であり「ぷんぷん丸」は、なんのこっちゃわからない。私は船だと思っているのでいつも勝手に出港させている。
船舶免許や海図やチケットを持ってなくても、富豪になってクルーザーを所有していなくても、いつでもどこでも誰でも気軽に出港できるのが、激おこぷんぷん丸最大のメリットだ。
この世の不条理に対面し、行き場のない憤りに苛まれたとき、あなたも激おこぷんぷん丸を心の大海原に泳がせてみるのはいかがだろうか。
雄大な海を優雅に進んでいく激おこぷんぷん丸の姿を想像すると、さっきまでの憤りは何処へやら。自分の怒りなど大海原に浮かぶ激おこぷんぷん丸のようにちっぽけなものだと感じ、心がスッと軽くなるだろうのではないだろうか。私はならない。
ところで、タイトルにある「ランボー怒りの〜」という文言であるが、実は私はランボーシリーズを全く観たことがない。なので、ランボーが一体何に対して怒っているのかわからない。
わからないのに、その語感の良さから「ランボー怒りの割引クーポン家に置き忘れショッピング」等とよく使わせていただいている。
映画の内容すら知らないくせに、ランボーの怒りにタダ乗りしているのだ。この愚行は、ただでさえシリーズ毎によく怒っているランボーの怒りの炎にさらに油を注いでいるに違いない。
どうかランボーも、なにがあったかわからないけど、腹が立ったときは心に激おこぷんぷん丸を出港させてみてほしい。大海原に浮かぶ激おこぷんぷん丸を想像すると、その怒りのボルテージが少し下がってくるのではないか、と教えてあげたい。私はならないけど。