【育児】極寒だけど最高のお散歩スポット

私たち家族が暮らす地域は溜池が多く、その地形を活かして、池の横に大きな公園があったり、池の周りがぐるっとウォーキングコースなっていたりする。

ここがまた散歩をするのにすごく気持ちがいい。

 

今日は今まで行ったことのない池に家族で行ってみた。

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広大な池の真ん中が遊歩道になっており、開放感があって気持ちいい。モーゼの十戒を思い出す光景だ。池が割れるのよ〜。

しかし水辺の横ってなんでこんなに寒いんでしょうね。帰化熱なのかしら。今日は特に鼻頭がつんざかれてるような気がするほど風が冷たくて寒かったわ。

 

途中で先に歩いていた夫が「ウワァ!!!」と悲鳴をあげたので見に行くと、歩道にかなり衰弱してると思われるザリガニがいた。異様に赤黒く、片方の爪はもげ、力無く足を動かしていた。水鳥に齧られここに落とされたのだろうか。夫は野生のサソリだと思ったらしい。

ザリガニを捕まえて池に放流すると、地上にいたときより力強い動きになり、ゆっくりと泥の中に潜っていった。よかった。

高校生のときに、通学路の田んぼのあぜ道で、亀が車に轢かれて死んでいるのを見てから、道路をゆっくり横断している亀を見つけ次第、片っ端から田んぼの中に亀を戻すという自称「亀警察」の活動をしていた者として、あのまま弱ったザリガニを見捨てるわけにはいかなかったのだ。

自然界ではきっと淘汰されるであろう命に、人間が介入するのは良くないのかもしれないが、このまま放っておけばきっと死んでしまう生き物を、見て見ぬふりできないのがお節介人間の性。泥に潜っていくザリガニに「ばいばーい」と手を振っていた息子は、自然の摂理の片鱗を感じてくれただろうか…

 

池のほとりには、溜池の歴史や造り方なんかが学べる資料館があった。入場無料。ありがたい。

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それから町長さんが自腹で設置したという、映えアイテム「どこでもドア」があった。

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息子がやけに気に入って、出たり入ったり開けたり閉めたりしたがったが、強風で勢いよく閉まる扉に指を挟まれないかヒヤヒヤした。

こうやって町を盛り上げるために色々考えて行動してくれる町長さん、素敵だな。しかも自腹で。

 

めちゃくちゃ寒かったけど、池の周りを歩いていい運動になったし、自然の摂理にも触れられたし、溜池の知識が増えたうえに映え写真まで撮れて、充実した一日だった。

 

なんかまとまらないけど、この辺で。

 

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