最近旅行に行ったり体調を崩していたりしたため、近所の公園でよく一緒に遊んでくれていた息子と同い年の女の子としばらく会えていなかったが、今日久しぶりに公園で再会でき、２週間ぶりに一緒に遊ぶことができた。
二人が並んでいるのを見て、女の子のお母さんが「息子くん、しばらく会わない間にかなり大きくなったんじゃない？」と言ってくれた。確かに、以前はその女の子よりも小さかった息子が、並ぶと身長を数センチ抜かしている。いつの間にこんなにデカくなっていたんだ！しかもたった２週間ほどの間に。
思い返せばその間、毎日履いていた14センチのスニーカーをいつも通り履かせて公園に行こうとすると、玄関を出た瞬間「うわあぁぁ」と泣いて靴を脱ぎだした日があった。前もって買っていた同じメーカーの15センチのスニーカーを履かせたところ、急にご機嫌になり走って公園に出掛けた。昨日までは普通に履いてた靴が急にキツくなったのか、キツいのを我慢していたのがこの日いきなり爆発したのかはわからないが、その出来事を考えれば、この２週間で急激に背が伸びたというのも頷ける。
毎日抱っこしてるけど、急激に重くなったとは感じない。私も息子が重くなるにつれ徐々にムキムキになっていってるのだろうか。
その間にもう一つ変わったことがある。
自分が気になった物に「なに？なに？」と指を指して名前を聞いてくるようになったことだ。以前は「にゃ？にゃ？」としか言えなかったし、これは〇〇だよ、と説明しても何か反応が返ってくることはなかったのだが、最近は私が教えた言葉を息子なりに言おうとするようになった。
今日は公園に飛んでるクマバチを指差して「なに？なにー？」と聞いてくるので「これはハチだよ。ハチさん」と教えると「ぱーち！たーち！はーち！」と上手く発音ができるまで何度も繰り返し言葉を発していた。
「そうだよ！はち！ぶんぶんぶん〜って言いながら飛んでるね〜」と話しかけると「はーち！ぶんぶんぶん〜」と返してくれる。嬉しい。
２歳4ヶ月、同じ月齢でも既にペラペラ喋っている子もいるので、息子は言葉がゆっくりな方なのだが、ゆっくりな分、親としては話せる単語がひとつ増えるたびに噛み締める喜びも大きい気がしてなんだかお得な気分。
母曰く、私が子供のときは異様に発語が早く、まだ歩けない段階からベラベラ喋って大人の会話に口を挟んできていたそうだ。だからといってすごく頭のいい大人になったかと言われると、全くそんなことはないので、子供の発達は焦らずに気長に見守る方針でいる。
生活や対人関係に支障が出るようなことでなければ、苦手なことや出来ないことに目くじら立てたりせず、得意なことや好きなことを伸ばしてあげられる親になりたい。もちろんいろんな事例があるから一概には言えないけど。
こんな風にここ最近、子供って昨日まで出来なかったことが次の日にはいきなりできるようになってることが普通にあるな、と感じるようになった。徐々に出来るようになる、というより、今まで形は見えずとも積み上げてきたものが、ある日突然覚醒するみたいな感じ。
そう考えると、明日の息子に会えるのがどんどん楽しみになってくるなあ。朝起きたらいきなり「母ちゃん、そろそろ期日前投票行っといた方がええんとちゃう？」とか言い出すかもしれない。いきなりそんなこと言われたら、これから敬語で接しちゃうわ。
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