最近何かと話題のchatGPT、私も使ってみようとApple Storeでその名を入れて検索をかけたところ、色々種類がありすぎてどれが真性chatGPTかよくわからない。とりあえず日本語でスムーズに受け答えができそうなアプリをダウンロードしてみる。
アプリを起動すると、初心者のために質問の例文がいくつか用意されており、その中から何か聞きたいことがあれば選んでくれ、とのことだったので、例文の一番上にあった質問「どうして地球は青いの？」を選んで聞いてみた。
ほうほう、なるほど…っていうか「大気の残り光散乱」ってなんだ？
例文の一番上に用意されてた質問だから、てっきり渾身の解答が返ってくるかと期待していたが、初っ端から(多分)誤字っているし、短波長とかいう専門用語を出してくるから、それを調べるために結局ググったし、まだchatGPTだけで調べ物を完結するには時期尚早なようである。
とは言え、
私のした質問には懇切丁寧に何パターンも具体的な答えを呈してくれたので、解答のクオリティは質問の内容によるらしい。ますます「地球はどうして青いの？」という公式フォーマットの返答があんなに下手くそだったのか謎が深まる。
しかし、我々が今こうしている間も、chatGPTはネット上に網羅している莫大な情報を吸収し、凄い勢いで学習し成長していっているはず。すぐに解答の精度は高まってきて、Googleなどの検索エンジンを使うより、手軽に正確な情報を得ることができるようになるのだろう。
このchatGPTの台頭により、今後コピーライティング、カスタマーサービスへの問い合わせへの回答、記事の執筆、法的文書の作成などの人間の仕事が奪われると言われている。
新参者ながら私も身を置いているブログ界でも、ネットに転がっているような情報を集めて掲載しただけの記事なんかは、近い将来あっという間にchatGPTの存在に駆逐され、アクセス数は全く稼げなくなるだろう。
これからの時代、多くの人に読まれるネット記事やブログを書くには、chatGPTが簡単に解答できるようなことばかりを書いていても意味がないと感じている。
では、何なら人間はchat GPTに対抗できるのか。三問目の質問でその答えは出た。
おもんなぁぁぁぁぁ！！！！！
そう、彼らにはまだ圧倒的にユーモアが足りていないのだ。
おもんなすぎて読み間違ったのかと思って3回読み直したけど、何回読んでもおもんない。音を外したり渾身のタイミングで鼻をかんだりしたところが面白ポイントなのか？それとも最後に大量の鼻水が飛び出したところか？どちらにせよこれで人間を笑わせられると思っているのなら片腹痛い。
まず、話し方から人を笑わせる気が全く感じられない。
まだ「いやぁ、リコーダー吹いてたら鼻水ブワァー出てきてぇ、うわぁー思てたら鼻水と一緒にピーーって変な音出てぇ、ほんまこれヤバいなーどうしよー思てたら、それ見ていじってんのか知らんけど先生が名指しで、〇〇君の演奏よかったでぇーって言うから、俺ビックリしてもて、その瞬間鼻水ブワァーー！って出てぇ、周りのみんなドン引きしてる中、もう俺の中学生活終わったー思いながらリコーダーそっちのけで鼻かんでたんですよ〜」みたいなテンションで話してくれたら「AIがすべらない話の千原ジュニアみたいなトークしてる！」とまだ笑えたかもしれないが、それでもエピソードが謎だし弱すぎるだろう。
そのうち世界中のありとあらゆるお笑いを見せられ学習した「全人類爆笑必至！最強のお笑いAI」が誕生するのかもしれないが、chatGPTの激弱エピソードトークを読んだ現時点では、それはまだまだ先のことだと感じた。
よって、我々がこのchatGPTのようなAIと差別化を図り、生身の人間を楽しませるブログを書くには「お笑い力を鍛えるしかない」という結論に至った。
過去の記事でも述べたが、お笑い芸人さんこそインテリジェンスであり、その独創性からAIに最も仕事を奪われない職業なのではないか。
AIが求められるのは完璧な答えだが、人々の予想を裏切る発想でユーモアを生み出せる人が、これからの時代に更に必要になるはず。
そう思いながら、これからはchatGPTには出せない、生身の人間ならではの味のあるブログを書いていけるように、これからも更新を頑張る所存である。おならぷぅ。
(おもんな)(けど文章のシメにこんなこと書かないだろchatGPは！)(これが生身の人間の強みじゃい！)(と対抗意識を燃やす)(おならぷぅ)
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