【メンタル】自分さえ良ければいい

自分さえ良ければいい

 

この文言だけ見れば、自己中心的わがまま人間の大義名分みたいだが、最近私も「自分さえ良ければいいや」と色んなことに対して思うようになってきた。

 

例えば、以前観光地を歩いているときに、前を歩いていたおばあさんが、近くの観光スポットの入場チケット(未使用)を落としたので、拾って追いかけていき「すみません、チケット落としましたよ」と声ををかけたところ、何故か睨みつけられ「ふんっ!」と言いながらチケットをふんだくられたことがあった。

その時は「はぁ?なんだこのババァ、しばくぞ」と思ったが(私は腹が立つとすぐに しばくぞ と思う)、後から「結果がどうであれ、あのままスルーしてたら、何であのとき自分は良い行動ができなかったんだ」と後悔するだろうし、相手が変な奴だっただけで、自分がした行動は絶対に間違っていなかったと胸を張って思えるからいいや、と思えるようになった。自分さえ良ければいいのである。

 

他にも友人の結婚式に呼ばれた際に、その場にいた知り合いの人が私に「僕の仲の良い友達の〇〇さんを紹介するね」と声を掛けてきたことがあった。後にその人が〇〇さんとやらを連れてきたので「始めまして!オカモンヌと申します」と笑顔で挨拶したところ、〇〇さんとやらはニコリともせず、無言でジロ〜っと私の頭から爪先までを品定めするように見て「ふんっ!」と言ってその場を立ち去ってしまった。

あまりの感じの悪さに私と知り合いの人は顔を見合わせて「?」となったが、折角のめでたい席を嫌な空気にしたくなかったので、一旦〇〇さんとやらの存在自体を記憶から消してその場を楽しむことにした。

まず咄嗟に「はぁ?なんやお前、しばくぞ」と言わなかった自分を褒めてあげたいし、その後も友達の結婚式に泥を塗るような言動をせず、式を盛り上げて(特に余興もスピーチもしてないが)帰ってきた自分を自分で称賛している。端から見たら当たり前のことでも、ご覧の通りこのスーパー短気しばくぞマシンの私からしたら、この日愚痴もこぼさず帰宅するなんて、メダル授与ものの偉業なのだ。(こうやってブログのネタにはしてるけど)

〇〇さんとやらが初対面の私に何故あんな態度だったのか真相は知る由もないが、思ったより私が可愛かったのが気に食わなかったんだろうと思うようにしている(絶対違う)。初対面の女性を嫉妬で狂わせてしまうこの美貌…(だから違うって)私ってギルティな女だわぇ…(わぇ?)

 

理由はわからないけどこんな感じで、自分に非がないのに他人から辛く当たられたときは「自分さえ良ければいい」解釈で、モヤモヤした出来事を片付けてしまえば、その時は腹が立っても後々精神衛生を清潔に保てるんじゃないかな。嫌なことがあったときほどポジティブに。



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(こないだ母が買ってきてくれたたぬきのケーキ)(特に意味はない)