【育児】弁慶の立ち往生

お久しぶりです。

しばらくブログを書く気力が湧いてこなかったオカモンヌです。

最近3歳になる我が子の自我がものすごい成長していて、家の中ではそんなことないんだけど、一歩外に出ると全く言うこと聞いてくれないので毎日心身共に疲れていたのです。

普通逆じゃね?外で気張るもんじゃね?逆内弁慶じゃね?いや、内弁慶の逆ってそれはただの弁慶じゃね?うちの子、武蔵坊弁慶じゃね?

買い物帰りに道の真ん中に突っ伏して「歩きたくないよー!だっこしてよー!」って動かなくなるのなんてまさに「弁慶の立ち往生」やないか。違うか。

 

なんていきなり心の叫びを吐露してしまったのだが、それでもこの体力や自我の強さも成長の過程の一過だと思うと、とっても可愛くて愛おしい我が武蔵坊弁慶。私は親、兼、牛若丸として、この可愛い弁慶と毎日バトル…いや、切磋琢磨して互いに成長していきたいと思っている。

ほんと、この子より約30年も先に人間やってるのに、3歳のピヨピヨ弁慶にイライラしてるようでは、まだまだ修行が足りない。なんで私はこんな年端もいかないピヨ弁ちゃんに毎日怒っているのだろうか。心頭滅却せよ。

 

そう思って最近は心を鍛えるために、アドラーフロイトの本を読んでいるが、言ってることは理解できても、実際イラっとする場面になるとその教訓が生かされないのが、私という人間の悲しき性…

状況と自分の感情は切り離して考えましょう…ってわかるよ、わかるけど、いざその大変な状況になったときに冷静に対応できなくて、つい子供にキツい言い方をしてしまう自分に毎日自己嫌悪。余裕がない母親でごめんよ…と寝顔に謝る日々。

 

今日は子供がお昼寝してるうちに夕飯の準備を済ませたので、心のゆとりができた。今息子は昼寝から起きてきて、リビングのテーブルに剥がすと跡が確実に残るタイプのシールをご機嫌で貼りまくっているけど、やるべきことを終わらせた私は余裕の面構え。心行くまで好きに貼りたまえ。こっちには時間と言う心強い味方がいるから、後でなんぼでも剥がしたる。やりたいこと気が済むまでやったらええ。

毎日こんな風にできたらいいんだけど、だいたい寝かしつけしてるときに私も一緒に寝落ちしちゃうんだよなぁ。なるべく今日みたいな日を増やせるために、自分の機嫌もとりつつ、夜は質の良い睡眠を心掛けるぞ。(ただし寝相の悪い息子に何度も起こされない必要あり)

 

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【育児】イワシの骨事件

その日は夫が夜勤で翌朝まで帰ってこない日だったので、早めに夕飯を済まそうと息子と食事をし始めたのが17時過ぎ。

味噌おにぎり、納豆、きのことわかめの味噌汁、冷奴と、こないだ賞味期限間近で割引されていた冷凍のイワシのフリッターをチンしたもの。夫が夜勤の日の夜はこんな感じの手抜きメニューを息子と食べる。

 

一緒に食べ始めてしばらく経ったころ、突如息子が「痛いー!」と口に入っていたものを全て吐き出しながら大泣きし始める。

どうしたのか聞いたところ「お魚の骨が喉に刺さった」のだと言う。大人の私は全く気にせずかみ砕いて食べていたのだが、確かにフリッターには極細の骨が含まれていた。

慌てて洗面所に連れていき、うがいをさせるが、全然取れないようで「痛いー!痛いー!」と泣き止まない。口の中を見てもなにも見えないので、喉の奥に刺さっているのだろうか。

 

時計を見ると17時半。近くの耳鼻咽喉科が開いてるか調べたところ、その日は定休日か診察終了になっていた。18時半まで開いてる耳鼻科が一駅先の距離にあったので、今から診てもらえるか電話をすると「混んでいるのでかなり待ってもらうことになると思いますが、18時半までに来てもらえたら診察します」とのことだったので、大泣きする息子を車に乗せ、ナビに耳鼻科の住所を入れ急いで病院に向かう。

 

車内でずっと息子が「痛い痛い」と大泣きしていて焦っていた私。ナビがあるとは言え、外はもう暗く土地勘のない場所なうえに、道中一方通行が多すぎて道に迷ってしまった。10分くらいロスしたがなんとか18時半までに耳鼻科に辿り着き、車を停めてふと気が付く。

 

「あれ?息子全然泣いてないし、機嫌も悪くないぞ?」

 

泣き疲れて冷静になったのだと思い、静かな息子を連れ受付を済ませ待合室の椅子に座る。そこには20人ほど患者さんがいた。これはかなり待つことになるぞ…と覚悟していたのも束の間、すぐに名前を呼ばれた。緊急性があると見てすぐに通してくれたのだろう。

 

ところが、診察室の椅子に座った息子は「魚の骨が刺さったんだって?アーンしてお口の中を見せてくれるかな?」と優しく接してくれるお医者さんに対し「嫌にゃん、帰る」と言い出す。

 

「もう痛くない、おうち帰る」

更に続ける息子。え、もしかして私が道に迷ってる間に既に骨取れてた?

 

「取れたの!?一応口の中を診させてね!…ほんとだ、何も見当たらないね…イワシの骨なら細いから自然に取れたのかもしれないね。よかったね。もうおうちに帰っていいからね」と、花粉症やら風邪やらが流行っているシーズンで相当忙しいだろうにとっても優しい先生。

他の患者さんより優先してもらって診てもらったので申し訳ない気持ちになり「ありがとうございました。お忙しいときにお騒がせしてすみません…」と頭を垂れながら息子を抱えて診察室を後にしようとすると、看護師さんが追ってきて「よかったら吸引して帰ってね。これ、頑張ったからガチャガチャも回してね」とコインをくれ、なにやら煙がもくもく出るシーシャのような機械の前に案内された。

(私は病院に疎いため、この機械が何か解らず、シーシャという俗な表現をしてしまうことをお許しいただきたい)(関係ないけどこないだ東京行ったときに友達に連れられて人生初のシーシャバーに行きました)(なんの報告)

 

とりあえずシーシャのような機械に繋がったホースの先端からもくもくと出る煙を「こんな感じでいいんかな…」と不安になりながら息子の鼻に近づけるが、全くその煙を吸おうとせずそっぽを向いてしまう。シーシャの周りには誰もスタッフの方がいなかったので、シーシャはほどほどにして、隣のガチャガチャマシンにコインを入れ、息子と回す。鳥の形のかわいらしい消しゴムが出てきた。

閉院間際にやってきて、優先して貰ったにも関わらず、結局何の異常もなかった我々に嫌な顔一つせず、それどころか優しく接してくれた上にシーシャ(ちゃうて)やガチャのサービスまでしてくれるなんて…

清算を終えた頃にはすっかりこの耳鼻科のファンになり、今度息子の耳垢を取ってもらうときにはここに来ようと思った。遠いけど。そして私は帰りも道に迷った。

 

何事もなくてよかったけど、息子と二人きりのときにこういう事態に陥ったら本当に寿命が縮まる思い。しばらく魚はシラスと缶詰くらいにしとこう。

 

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【育児】プラレールは突然に

一年ほど前に夫の弟さんが息子にトーマスとプラレールのセットをプレゼントしてもらったのが、息子のプラレールとの出会いだった。が、当時二歳の息子はまだ上手に線路を繋げていくことができず、すぐに「きぃー!!」と癇癪を起してしまい、ほとんど遊ぶことはなかった。

ところが三歳になった今、手先が器用になり、ようやくプラレールの楽しさを享受できるようになったらしく、家の中にいる大半の時間プラレールで遊んでいる。

 

最近では家にある線路だけでは彼の思うように作れなくなってきているようだったので、好きなように曲げられる背骨みたいな線路を買ってあげたら大喜びして、さらにプラレール熱に拍車がかかっていくのが見て取れた。

(背骨みたいな線路↓)

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プラレール売り場に行っても、走る電車本体には興味がないようで、線路ばかりを買ってほしいとねだる息子。今日も家の近所のイオンのプラレール売り場で、短い線路が9本入っているセットを指さし「あれが欲しいなの」と言うので、普段は財布の紐が固い私も「400円だし、線路なら頭使うしいいか」と思って購入。

息子は大喜びで線路を握りしめ、普段ならすぐ「だっこ~」と言って歩かなくなる帰路も、早く遊びたい一心でチャキチャキ歩いていた。

 

道中、息子を可愛がってくれる仲良しのマダムの家の前を通った時、ちょうど庭の手入れをしていたマダムとその娘さんがいたので挨拶をすると「あら、プラレール持ってるね、好きなの?私の子供たちが遊ばなくなったのが家にあるから、よかったらもらってくれない?」と娘さん。

プラレール!?ほしいなの!!」と即座に目を輝かせる息子。私も「捨てる予定ならぜひ譲ってください」とお願いし、ありがたく受け取ることに。

 

その後家からバケツ一杯分ほどのプラレールをもってきてくれた娘さん。息子はキャッキャッと大喜び。

「ずっと放置していて埃被ってるから遊ぶ前に洗ってあげてね」とのことだったので、家に帰りさっそくお風呂で水洗いし、一刻も早く遊びたい息子と一緒に一つずつタオルで拭き上げた。

 

一気に手持ちの倍の量に増えたレールに感無量の息子は、その後昼ご飯の時間になっても自分の部屋で延々と遊んでいた。ときどき「見て見て!プラレールですごいもの作ったなの!」と先に昼食を食べている私を呼びに来る。

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無秩序に繋ぎ合わされているため、どう考えてもそっちにはトーマス行かんだろうみたいなルートがいくつもあるが、それでも3歳児が自分で考えて作った線路だと思うと感慨深いものがある。

本人曰く「世界の国のいろんな線路」らしい。ただ線路を繋げているだけかと思ったら、エリアごとに国が違うらしい。ただ単に線路を繋げているだけじゃなく、頭の中でその周りの風景を想像したりして色々頭を使ってるんだな。

やっぱりプラレールって、世代を越えて愛される良いおもちゃだわ。

 

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【育児】幼児語は病をも治す

日に日に喋るようになってきた息子。だけどまだまだちゃんと言えなかったり、たどたどしい単語が多く、それがとても可愛くて毎日和んでいる。

 

お母さん→ちゃあちゃん

滑り台→すれびだい

シャボン玉→しゃぼんまま

ハサミ→はしゃみ

リビング→びびんぐ

一緒にしよう→いっしょにするなの

ちょうだい→ほしいなの

ジュースが飲みたい→ジュースのむなの

3時→える(時計の針がLの形になることから)

 

などなど、たどたどしい言葉遣いが可愛くて和む。

 

ここ最近は毎日耳と眩暈の薬を服用してる私を見て、食後に必ず「ちゃあちゃん、おしゅくりのんだ?」と聞いてきてくれる。お薬がちゃんと言えなくて「おしゅくり」になってしまうのも可愛いが、私がちゃんと薬を飲んでいるか気にかけてくれるのも可愛いし嬉しい。

この間、朝起きた時に眩暈がひどく、リビングのソファでしばらく天を仰いでいた私を見た息子は「ちゃあちゃん、おめめぐるぐるなの?おしゅくりのむなの!」と言いながら、自ら踏み台を持ってきて棚の上に置いてある薬を取って持ってきてくれた。

なんと可愛く慈悲深いんだ息子よ。その言動が尊くて、薬を飲む前から眩暈が収まってしまったよ。我が子が特効薬。親バカにつける薬なし。

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「せいびしさん!」と言いながらおもちゃの車をドライバーで解体しようとしている息子

 

 

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【育児】雨の日の愚っ痴言うぞう

先週はずっと雨だった。

雨の日って本当に何をしていいかわからない。

 

以前は車に乗って近所の支援センターまで行き、屋内で息子を遊ばせていたけれど、この季節は色んな病気が流行っているので夫に行かないように言われている。数年前子供が遊ぶ屋内施設に息子を連れて行ったときに、ノロウィルスに掛かってしまい、私と夫ももれなく移って家族全員高熱と下痢と嘔吐の強化合宿のような地獄の三日間を過ごしたことがあったからだ。

 

あと、ここ最近は耳の不調と同時に、薬をちゃんと飲んでいても突然めまい(軽度だが)が起こるようになったので、車の運転も控えている。

私は己の運転能力に対して適正な自己評価をしているつもりなので、少しでも体調に自信がないときは運転しないようにしている。妊娠中も運転しなかった。そして運転するときは必ず履きなれたスニーカーを履く。夏場サンダルを履きたいときは、車内で靴を履き替える。

「真面目すぎ~」と思われようが、教習所で教わったことを頑なに守り続ける。ほんと自分の不注意による事故だけは避けたい。こないだ交通事故を目の当たりにしたしね。

 

そんなわけで、車に乗ってドライブや買い物にも行けない。

家でトランポリンしたり、積み木やプラレールをしたり、本を読んだり、工作をしたり、粘土やスライムで遊んだり、絵を描いたり、シールブックをしたり、一緒にクッキーを作ってみたり、階段で追いかけっこをしたり(あぶねぇ)、色々と手を尽くしたが、3日間も雨が続くとお手上げである。

 

YouTubeを見せすぎるのも罪悪感がものごっつい。と言っても毎日料理をしている間は見せているのだが、それ以上にYouTubeに頼りすぎてしまうのは避けたい。

特にタブレット端末に関しては、開発者であるスティーブ・ジョブズは自分の子供にスマホiPadなどのタブレット端末を一切使わせなかったという話を聞いてから、なるべく子供には使わせたくないと思いつつ、私の料理中だけは使用を許可している。その開発者が子供に一切使わせないってどんだけ幼児に悪影響な物体なんだ、タブレット

確かに大人の私も、気付いたら寝る前にスマホYouTubeのショート動画を延々と見続けてたりするもんな…ほとんど得られるものもないのに。体調良くないんだし、そんなことしてる暇があればさっさと寝ればいいのに、気付くと数時間溶かしたりしていて恐ろしい。Oh~Weasting time~

 

okamonnu.hatenablog.com

(一年前も同じようなことを言ってるな。雨ってほんと人のHPを消耗させるのね)

 

ほんと、雨の日は家の中で子供とどうやって過ごせばいいんだ。どなたか、ただ時間を潰すだけじゃなくて、子供の成長に繋がる(なるべくお金の掛からない)おうち遊びがあればどうかご教示ください。我が家はネタが尽きました。

 

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【育児】子育亭プリキュア師匠

日曜日、公園で息子を遊ばせていると、小学校4年生くらいの元気な女の子四人組が、結構激しめの鬼ごっこをしていた。

最初は息子が遊んでる複合遊具(滑り台とかうんていが一緒になっているようなタイプの遊具)から離れたところで鬼ごっこをしていたので、微笑ましく見ていたのだが、次第に複合遊具でそれが行われるようになり、息子にぶつからないように気を付けてくれてはいるものの「ちょっと危なっかしいな」と思いながらも、それを見守っていた私。

 

ごっこは次第に激しさを増し、一人の女の子が本来上ってはいけない場所だと思われる高い屋根の上に登って、遊具の中に向かって飛び降りたりしだした。これは危ないと感じた私は、その中で遊び続ける息子を避難させようとすると、どこからともなく少女の声が聞こえた。

 

「ちょっと!小さい子がいるんだから、そんな遊び方したら危ないでしょう」

 

ごっこをしている女の子たちと同じくらいの年齢の少女が二人、息子を庇うように遊具に駆け寄ってきてくれた。

突然現れた同年代の女の子に注意をされて、完全に面食らっていた鬼ごっこ少女たち。遊びに水を差されて気を悪くしたようで、仲間同士でこそこそと悪口を言い始める。この光景、私も子供の時に見たことあるなぁ。

 

「なに?言いたいことがあるなら面と向かって言いなよ」

「そうだよ、この子がケガしたらあんたたちどうするつもりなの?」

4人グループの陰口に全くひるまずに立ち向かう二人組の少女。小さき弱き者を守る二人の凛とした姿。プリキュアはここにいた。

 

居心地が悪くなり、公園を後にする鬼ごっこ少女たち。その様子におろおろしてる保護者34歳。いい年こいた大人なのになにもできなかった自分が情けない。私が早めに息子を遊具から引き離していれば、少女たちはお互い平和に遊び続けられたのかもしれない。ごめんね、双方の少女たち…

 

「お姉さん、こんにちはー」

公園に流れる気まずい空気を全く感じてなさそうな息子は、自分を庇ってくれたのを知ってか知らずか、プリキュアお姉さんに挨拶をする。

 

「あはは!こんにちは!ぼく、大丈夫?怖くなかった?」

「よかったら私たちと一緒に遊ぶ?」

なんと、息子と一緒に遊んでくれるというプリキュアたち。天使か。

 

「あそぶー!!一緒に滑り台するー!!」

秒でプリキュアに心を開く息子。その様子を微笑ましく見守りつつも、二人で公園に遊びに来たはずのプリキュアたちのご厚意に、こんなに甘えていいのだろうかとソワソワする保護者34歳。

 

「次はブランコするー!」「鉄棒するー!」とコロコロやりたいことが変わる息子に「いいよ!一緒にしようね!」と付きっきりで遊んでくれる二人。楽しそうにしてくれてる様子を見て、もう少し見守っていることに決めた私。

プリキュアは息子がやりたい遊びを尊重して付き合ってくれるうえに、できたことに「やったね!」と一緒になって喜びを共感してくれている様は、モンテッソーリ教育の育児書に書かれていることを体現化してるように見えて、親としてとても勉強になった。彼女たちの方が私より遥かに子育てが上手な気がする。危ない遊びをしていた女の子たちにもきちんと注意してたし。もはやプリキュア師匠である。子育亭(こそだてい)プリキュア師匠。弟子入りさせてください。

 

師匠のあまりの仕事(?)ぶりに惚れ惚れしていると、雨がぽつぽつと降りだした。

 

「雨だ!ぼく(息子)、風邪ひいちゃうからそろそろ帰ろうか」

「私たちも帰るね。また遊ぼうね!」

そう言って息子に手を振る師匠たち。

 

「お姉ちゃん、ばいばーい」

名残惜しそうに手を振る息子。

「この子といっぱい遊んでくれてありがとう、気を付けて帰ってねー!」

34歳ゆえ口調は砕けているが、心の中では精いっぱいの敬意を払って師匠に手を振る私。

軽く会釈をして去っていく師匠たち…

 

なんて強くて優しくていい子たちだったんだろう。

師匠みたいな素晴らしい子がいてくれるから、日本の未来はきっと安泰だ。

 

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【育児】猫の可愛さは滅びぬ

YOUTUBEで流行っている猫ミームの「ちぴちぴちゃぱちゃぱでゅびでゅびだぱだぱ♪」みたいな音楽が頭にこびりつき、何も考えていないときに勝手に頭の中で流れ出してきてしまい困っている。


www.youtube.com

なんなんだこの中毒性は。

ちぃかわの作者のナガノさんも同じようなことおっしゃってたし、もしかしてこれ、見た人全員に感染していくやつでは。リングの呪いのビデオ方式。

猫がかわいいので感染しても許しちゃう。この子なら画面から出てきてくれてもいいよ。

 

洗濯ネットのファスナー部分が壊れたので新調しようと100均へいくと、玩具コーナーに「砂を入れてひっくり返すと猫の形になる型」のようなグッズが売っていたので、試してみたくなり、購入しさっそく息子と公園の砂場で一緒に遊んでみた。

只今息子に空前の猫ブームが到来しており、散歩中野良猫を見つけると「ねこちゃん待ってー!」と追いかけたり、動物図鑑でも猫のページしか開かず「ねこちゃん、かわいい」とずっと眺めていたり、家に空の段ボールがあったら中に入って「ねこちゃんです、にゃーお」と猫になりきったり、突然「にゃーんにゃーん」と四足歩行で歩き出したりと枚挙に暇がない。

残念ながらうちにはヒョウモントカゲモドキのテトちゃんがいるので、猫を飼うことはできないが、砂でできた猫で少しでもその気持ちを叶えてあげられたら…

 

砂場に着くと、「ねこちゃん!ねこちゃん!」と息子はノリノリで型に砂を入れ始めた。満タンに砂を注いだ後にカパッとひっくり返すが、乾いた砂を入れてしまったためうまくできない。

 

「いやぁぁ!!ねこちゃんがぁぁ!!!」

泣きそうになっている息子に「次は砂を少し掘って茶色くて湿ってる土を入れてみよ!手伝ってあげるから!」と諭し、一緒に湿った土を入れてひっくり返してみる。

 

「できたー!」

耳とか細かいところが崩れてうまくできてないように見えたが、息子はその出来に満足してくれているようだったので、このままどんどん量産していく。私が。

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ねこちゃん一号、二号、三号…

息子の喜ぶ顔見たさに順調に個体数を増やしていく。久しぶりに砂場遊びをすると大人の私が夢中になっていることに気付く。これもマインドフルネス。しかし、無心でねこちゃんを作っていると、頭の中に流れてくる「ちぴちぴちゃぱちゃぱ」。公園に誰もいないことを良いことに、ちょっと歌ってしまったりしている。はぴはぴでゅびでゅびぶーんぶーんぶーん♪

 

ふと息子に目をやると「ねこちゃん、どーん!」と言いながら一号を足で踏みつぶしていた。

 

「ねこちゃんつぶれちゃったー」と言いながら、二号、三号も踏みつぶしていく。あんたねこちゃん好きなんちゃうんか。

 

「ねこちゃんは滅びぬ。何度でも蘇るさ」

私はムスカ大佐になりきってまたねこちゃんを制作するが、息子の破壊に私の生産スピードが追い付かない。

 

結局ねこちゃんを作ってもすぐに踏みつぶされてしまうので量産はできなかったが、ねこちゃんを作っている間はマインドフルネスになっていた気もするし、なにせ猫ブーム中の息子がなんか楽しそうにしてくれていたので良しとする。ちぴちぴちゃぱちゃぱ…

 

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