【オタクによる長文】A.B.C-Z塚ちゃんの帰りをいつまでも待っている

ちょっとオタクの自分語りさせてください。

 

先日、私の大好きなA.B.C-Z塚田僚一さん(塚ちゃん)が、活動休止を発表した。2ヶ月ほど前から心身ともに疲弊し心療内科に通院していたらしく、しばらく活動を休止することになった。

 

私が塚ちゃんのファンになったのは今から8年前。YouTubeを流し見していると、ひとつの動画が目に入った。「塚ダァクネスさん」というキャラに扮した塚ちゃんがヴィジュアル系っぽい自作の歌を歌い、デスボイスを披露していた。私は専門学校卒業後、ヴィジュアル系の方がよく出演するライブハウスに就職していて、ヴィジュアル系のバンドのライブにもよく足を運んでいたのもあって「ジャニーズにこんなキャラの人がいるのか!」と衝撃を受けた。そこから彼のことが気になり調べていると、子供の頃体操選手を目指していたほど運動神経が抜群で、歌って踊りながら超人並みのアクロバットを軽々行なっていたり、女装しながら凄まじい勢いでバク転し続けていたり(奇しくもその女装キャラの名前が私と同じだった)、明るくポジティブで決して人を傷つける言動をしないし、みるみるうちに塚ちゃんのことが好きになった。

 

その経緯をジャニーズ好きの友達に伝えたところ「塚ちゃんを好きになるなんてお目が高い!生で観ておいで!」と、塚ちゃんが初主演する舞台「イットランズ・ファミリー」のチケットを取ってくれた。その時に初めて見た実物の塚ちゃんは、とても良く通る声で、パンク好きの不良少年という役もあってか、はつらつとしていてキラキラしていた。身体の内側から明るいパワーが核融合してるような、太陽みたいな人という印象を受けた。

その年から毎年A.B.C-Z(以後えび)のコンサートに足を運んだ。コンサートで見るメンバーの輝きは凄まじく、生で見る5人のアクロバットも圧巻であった。正直、他のジャニーズに比べてコンサートを行う会場は小さいのだが、みんな少しも手を抜かないし、常に会場をくまなく見渡して、ファンの声援に応えようとしてくれていた。今までジャンルは問わず色んなライブに行ったことはあったが、メンバー全員が全身全霊で「ここにいるお客さんを全員楽しませよう!」という姿勢が一番強く伝わってきたのがA.B.C-Zだった。

 

私が毎日のように家でえびのDVDを観ていると、初めは「あんた、今まで全く通らなかったジャニーズ見てどうしたん…」とちょっと引いていた母も「塚ちゃんいい子だし、戸塚くんって子かっこいいしかわいいわ!」と言って大ハマりし、戸塚祥太くん担としてファンクラブに入会した。今では毎年母と二人でコンサートに参戦している。

 

一度、地元であったコンサートで、上手(客席から見て舞台の右側)寄りの最前列という超神席を引き当てたことがあった。コンサートが始まり、暗転した舞台の奥から塚ちゃんがこちらに向かって歩いてきた時に、自作の塚ちゃん応援うちわと塚ちゃんのメンバーカラーの黄色にしたペンライトを持っていた私を見て「お!僕のファンだ!」という顔をした塚ちゃん(浮かれすぎた私の幻想かも知れないが、私にはそう見えた。痛いファンですみません)。その瞬間私の心臓は10秒くらい停止してた気がする。塚ちゃんが尊すぎて仮死状態。

そこからは、俗に言うファンサ(ファンサービス)の嵐で、踊らずにフリーで動け回る曲のときに何度も目の前に来て満面の笑みで手を振ってくれたり、ステージの下に降りてきて近づいてきてくれたりした。他のメンバーが近くに来たので見ていると、隣で母が「ちょっと!!塚ちゃんあんたに手振ってくれてるで!!」と私の肩をバシバシ叩いてきたので反対側を見ると、汗だくの塚ちゃんが隣でニコニコしながら手を振ってくれていたこともあった。塚ちゃん、どんだけ自分のファンへのサービス手厚いんや…!もちろん私だけじゃなく、自分が見える範囲にいるファンにずっとこんな感じなのだ。

ステージから遠い席でも塚ちゃんに手を振ってもらったことがある(他のアーティストから手を振ってもらってもは「あれは私の思い過ごしだな、後ろの人に向けたのかもしれん」となるのに、塚ちゃんだと「いま絶対私にファンサしてくれた!」と思えてしまう)ので、それだけ塚ちゃんはいつもコンサートでファンのことをちゃんと見ているし、自分のファンの声援には出来る限り全力で応えようとしてくれているのが、毎回ひしひしと伝わってくる。

至近距離で見る塚ちゃんは超お肌が綺麗でお顔が小さくて、彫刻のように美しく、一つの曇りや邪気もなく太陽並みに眩しかった。神々しすぎて天井人かと思った。

 

それからメディアなどでは報道されていないが、塚ちゃんは広島県豪雨災害の際、重機が入れないため人手を必要としていた離島へひとりで向かい、スコップで土砂を描き出すボランティアを行っていたのだ。全国ツアーの間の休みの日に、完全プライベートで、誰にも口外せずにだ。このことが公になったのは、地元の人がその時に撮った写真がネットに拡散されてからである。とんでもなくすごいことなのに、全くひけらかすこともなく、ただただ静かに行動を移した塚ちゃんは聖人以外の何者でも無い。推しでもあるし、尊敬する人でもある。

 

活動休止にあたって、FC会員サイトに直筆で書かれたメッセージが掲載されており、そこには「どういう人間になっていきたいか? 僕に考える時間を下さい。わがままではありますが、ファンの人たちが待っていてくれるのを信じて、それを力に必ず復帰します」と書かれていて、こんなに辛い状況なのに自分の出せる力を振り絞って我々ファンに言葉を届けてくれるのか…と思ったら涙が出た。真面目で心優しい塚ちゃんのことだから、きっとギリギリまで私たちファンの為にたくさん無理して頑張ってくれたんだ。何もわがままなことなんてない。今まで全力で走り続けてくれていたぶん、ゆっくりゆっくり塚ちゃんの心ゆくまで休んで欲しいし、美味しいものいっぱい食べて、ふかふかの布団でぐっすり寝て、3匹の保護犬の愛犬たちと戯れて、好きなこと思いっきりして楽しく過ごして欲しい。私たちはいつまでも待ってる。

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グッズの塚ちゃんぬいぐるみと、今はなき地元のアウトレットモール

 

 

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